FXに限らず、投資の世界に絶対というものはありません。
どんなに精度の高いテクニカル分析を行っても予測が外れることは有り得ます。たとえプロのトレーダーであっても予想を外し、負けることは決して珍しくないのです。
しかし、FXであまりに勝てないでいると、「テクニカル分析は意味がないのでは?」という疑問を抱いてしまうこともあるでしょう。
結論からいって、テクニカル分析を行う意味がない、というのは誤った認識です。
事実、プロのトレーダーの多くはテクニカル分析を軸にしたトレード戦略を立て、何年にもわたって継続的に稼ぎ続けています。成功しているトレーダーが現実として存在する以上、テクニカル分析は一定の安定した成果が期待できる分析方法なのです。
そこで、今回はFXにおけるテクニカル分析の有用性について解説します。
テクニカル分析を役立てられるかは使い方次第です。極めれば強力な武器になるので、意味がないと切り捨てるのではなく、どうすれば役に立つか使い方を学んでみましょう。
FXで「テクニカル分析は意味ない」とされるのは誤り
FXには「必ず勝てる方法」が存在しないため、テクニカル分析をしているのに負けると「テクニカル分析は意味がない」と考えてしまう人もいるかもしれません。
テクニカル分析の意味がないとする論拠としては、株価の値動きは予測不可能だとする「ランダムウォーク理論」が挙げられている記事もよく見かけます。ですが実は、ランダムウォーク理論をテクニカル分析に当てはめることはできないのです。
まずはランダムウォーク理論について正しく理解しましょう。
ランダムウォーク理論はFXには当てはまらない
ランダムウォーク理論では、「株価には規則性が無く、過去の値動きも予測の参考にはならない」と定義しています。
つまり、株価が上がるか下がるかはあくまでも五分五分の確率であり、予測することは不可能だと考える理論です。重要なのは、ランダムウォーク理論では過去の値動きと現在の値動きとの間に関係性はないとしているため、過去のチャートの動きをいくら分析したところで意味がないと考えられる点です。
上記の定義だけを見るならば、過去の値動きをヒントに将来の相場の動きを予測するテクニカル分析を否定する理論なのです。
しかし、ランダムウォーク理論について詳しく見ていくと、テクニカル分析を否定する根拠としては乏しい理由がいくつも見つかります。それらを以下で解説していきます。
ランダムウォーク理論は株式ファンドの運用を前提としている
第一に、ランダムウォーク理論は株式ファンドの運用を前提とした理論であるため、FXを対象とはしていません。
株式市場でもFX(為替市場)でも同じでは、と思うかもしれませんが、FXにはパッシブ運用がないという大きな違いがあります。株式市場の話にはなってしまいますが、先にランダムウォーク理論の肝である、株式ファンドのパッシブ運用とアクティブ運用について説明しておきましょう。
パッシブ運用とアクティブ運用の関係性を論じているのがランダムウォーク理論
株式ファンドの運用方法には、パッシブ運用とアクティブ運用の2種類があります。
パッシブ運用は運用目標とする日経平均株価(日経225)やTOPIXといったベンチマークとの連動を目指します。一方、プロのマネージャーが売買を行い、ベンチマークを上回る運用成果を目指すのがアクティブ運用です。
パッシブ運用:ベンチマークと連動した運用成果を目指す
アクティブ運用:プロが売買することでベンチマーク以上の運用成果を目指す
プロが運用するのなら、アクティブ運用の方が高い成果が得られるのでは?
ランダムウォーク理論に照らすと、そうとは言い切れないんです。
本来なら、ベンチマーク以上の運用成果を目指すアクティブ運用の方が成績は良くなりそうなものです。しかし、ランダムウォーク理論は確率論に基づき、どんな分析をしても相場は予測不可能だとしているので、パッシブ運用でもアクティブ運用でも結果は同じになります。
ここがランダムウォーク理論の肝で、得られる運用成果が同じならファンドマネージャーの人件費や分析等の費用がかかる分、最終的な運用成績はベンチマーク連動のパッシブ運用の方が良くなります。
つまり、ランダムウォーク理論は「株式ファンドの運用においては、アクティブ運用はパッシブ運用に勝つことはできない」と主張しているのです。
FXにはパッシブ運用自体存在しないのでランダムウォーク理論は適用できない
人の手でより高い運用成果を目指すアクティブ運用がパッシブ運用に勝てないのなら、確かに「テクニカル分析には意味がない」といえる部分もあるでしょう。
しかし、株式市場を対象としているランダムウォーク理論をそのままFXにも適用してしまうのは強引な話です。
FX取引が行われている為替市場では、日経平均株価(日経225)のような市場平均となるベンチマークが存在しません。ベンチマークがない以上、株式ファンドのようなパッシブ運用も存在しないため、FXにはランダムウォーク理論の主張そのものが当てはまらないのです。
もともとFXに当てはまらない理論であるにも関わらず、ランダムウォーク理論の「株価には規則性が無く、過去の値動きも予測の参考にはならない」を一部だけ切り取ってテクニカル分析に意味がない論拠とするには、かなりの無理があると言わざるを得ません。
個人投資家の取引に当てはめて考えるのも強引過ぎる
加えて、ランダムウォーク理論は個人投資家ではなく、機関投資家(大口投資家)のトレードを対象としています。
ランダムウォーク理論についての説明では、よく「猿のダーツ投げ」が引き合いに出されます。これは目隠しをした猿にダーツ投げをさせ、ポートフォリオの銘柄や売買タイミングを決めても、結果的にはプロのファンドマネージャーと成果が変わらなかった、という実験のことです。
こうした確率論をはじめ、数学的アプローチを多用しているランダムウォーク理論は、豊富な取引回数や分散運用を前提に理論が展開されています。にも関わらず、多額の資金を動かして大口取引を行う機関投資家と個人投資家のトレードとを同じ規模で捉えるのは、到底無理な話です。
相場の動きはいつもランダムで、時に予測不可能な値動きをすることも起こり得るという意味で取るならば、ランダムウォーク理論もFXに適用できるでしょう。ですが、テクニカル分析を否定する根拠にはなりません。
ランダムな動きをするとしても、テクニカル分析が通用する相場もあるということですね。
テクニカル分析が機能する相場・機能しない相場がある
ランダムウォーク理論についての誤解を解いた上で、テクニカル分析の有用性についてさらに深掘りしていきます。
最初にはっきりさせておくと、テクニカル分析には機能しやすい相場と機能しない相場があります。
取引量が多く、値動きが安定している時間帯などを選べば、テクニカル分析は効果的に機能します。特に、ロンドン市場とニューヨーク市場の開場が重なる21時頃から深夜1時頃までは市場参加者が増えるため、テクニカル分析がしやすい相場といえるでしょう。
逆に、日本時間の早朝5時などは取引量が少なく、ボラティリティが低い時間帯なのでイレギュラーな値動きが増えます。こういった相場では、テクニカル分析を行ってもうまく機能しない場面が多くなるので注意が必要です。
夜だとトレードの時間が取りづらい場合は、どうしたら良いでしょうか?
オセアニア市場なら日本時間の午前中、東京市場なら午後に活発になるので、AUD(オーストラリアドル)やJPY(円)が絡む通貨ペアを選ぶと良いでしょう。
もうひとつ気をつけなければならないのが、ファンタメンタルズ要因や大口投資家の介入です。
重要な経済指標の発表や要人発言、地政学的なリスクの発生などがあると、突発的な高騰・暴落などが起こる可能性があります。
経済指標発表に関しては事前に日時がわかっていますが、2008年のリーマンショックや2019年のフラッシュ・クラッシュ、2022年のウクライナ侵攻などの影響で生じた大幅な価格変動は、発生するタイミングを正確に予測することはほとんど不可能です。
こうしたファンダメンタルズ要因による変動はテクニカル分析で予測することはできないため、常に損切りの設定を欠かさないなど、事前の対策が必須になります。
テクニカル分析はあくまで「予測の的中率を上げる」ためのもの
FXであっても株式であっても、投資の世界には絶対に勝てる「聖杯」のような手法はありません。
それではプロのトレーダーはどうしているかというと、たとえ勝率60%でも利益が出るように資金管理を行っています。もちろん勝率は高いに越したことはありませんが、どんなに熟達したトレーダーでも勝率100%は不可能なのです。
FXで継続的に稼いでいるトレーダーは、どれほど勝率の高い手法であっても負ける可能性があることを熟知しています。だからこそ、あらかじめ負けることも織り込んだ上で、月単位・年単位でプラスになるようトレード計画を立てています。
重要なのは、テクニカル分析を駆使すれば予測の的中率が向上し、勝率60%を安定的に70%や80%へと引き上げられるようになることです。
勝率が上がればそれだけ得られる利益も増えるので、テクニカル分析の精度が上がれば上がるほど、トレードで出せる利益は大きくなっていきます。高勝率のテクニカル分析を身につければ、トレードにおける強力な武器となるでしょう。
「絶対に勝てる」手法があれば、誰もが億り人になれてしまいますもんね。
FXは「負ける可能性は常にある」という前提のもと、一定期間のトータルでプラスになれば十分成功といえます。常に勝ち続ける必要はないのです。
FXにおいてテクニカル分析を学ぶ5つのメリット
続いて、テクニカル分析を学ぶことで得られる具体的なメリットについて解説します。
チャートのトレンドを把握しやすくなる
1つ目のメリットは、チャートのトレンド把握による勝率アップです。
トレードでは、現在の相場が上昇しているのか、それとも下降しているのか、もしくはレンジ相場になっているのかといった、トレンドの把握が重要になります。
特に、トレンドフォローでトレードできるかどうかで勝率は大きく左右されます。上昇トレンド中の新規注文はロングのみ、下降トレンド中の新規注文はショートのみにするなど、トレンドの方向性に合わせた売買を意識するだけでも勝率を上げることが可能です。
テクニカル分析を学んでトレンドの把握ができるようになれば、トレンドに逆行するリスクの高いトレードを回避することもできます。
チャートを形作るトレーダー心理が読み取りやすくなる
2つ目のメリットは、チャートからトレーダーの心理を読み取ってトレードの判断材料にできることです。
テクニカル分析は世界中のトレーダーが行っているので、チャートを見ることで値動きを形成するトレーダーの心理を読み取ることができます。
チャートが下降トレンドを形成している時に為替レートが上昇のきざしを見せたとしても、プライスアクションから見て上昇の勢いが弱かったり、強力な天井となるようなレジスタンスラインがあれば、「反発してまだ下降するだろう」という予測が成り立ちます。
プライスアクション:ローソク足の形やパターンなどから値動きを予測する分析方法
この時、トレーダーの大衆心理によって売りの勢いが強まり、下降トレンドが継続することはままあるのです。現在のトレーダーの心理が買いに傾いているのか、売りに傾いているのかを読み取れるようになれば、トレードの勝率アップにつながります。
市場参加者が意識する価格帯を見つけられる
3つ目のメリットは、テクニカル分析の習得によって反発やブレイクの可能性が高い価格帯を見つけられるようになることです。
チャート上には、市場参加者が何度も意識している価格帯が存在します。そうした価格帯はサポートラインやレジスタンスラインとして機能するため、ラインでの反発に合わせて押し目買いや戻り売りを行ったり、ブレイクアウトを狙ったトレードプランを立てることもできます。
複数のテクニカル指標を組み合わせれば、ブレイクアウトしやすくなっているかどうかもわかるため、ブレイクアウト手法によって大きな利益を得られる可能性が高くなるでしょう。
エントリータイミングや損切りタイミングを図れるようになる
4つ目のメリットは、いつエントリーし、いつ損切りをするのか、適切なタイミングで売買できることです。
FXのトレードで継続的な利益を上げるためには、利確と損切りのタイミングが重要です。理想は安い時に買い、高い時に売ることですが、チャートの完全な予測は誰にもできません。しかし、テクニカル分析を行えば値動きの中での高値・安値や、最適な売買のポイントを見つけやすくなります。
移動平均線(MA)やフィボナッチ・リトレースメントのような、シンプルなテクニカル指標を用いるだけでもタイミングの見極めには十分に役立ちます。使いやすいテクニカル指標を見つけ、分析に組み込むことで、利確や損切りの際に参考にできるデータが増えていくでしょう。
ファンダメンタルズ分析との併用でさらに精度を上げられる
5つ目のメリットは、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析とで弱点を補完し合いながら分析精度を上げられることです。
テクニカル分析では、ファンダメンタルズ要因の相場変動を予測することはできません。しかし、ファンタメンタルズ分析の知識があれば変動の予兆を察知したり、何らかのリスクが発生した際、市場がどのような反応をするか根拠を持って予測できるようになります。
テクニカル分析とファンタメンタルズ分析は、それぞれ単体で使用するよりも、併用した方がより高い精度での分析が可能になるでしょう。
ファンダメンタルズ分析も、単体では機能しにくい相場があります。テクニカル分析とファンダメンタルズ分析はそれぞれに欠点があるものの、その欠点を補強し合える関係といえます。
初心者にもわかりやすいおすすめのテクニカル分析
テクニカル分析初心者にもおすすめできる、シンプルでわかりやすいテクニカル分析も紹介しておきましょう。
トレンド系:移動平均線(MA)
トレンド系の指標なら移動平均線(MA)が扱いやすく、FXを始めたばかりの初心者の方にもおすすめです。
トレンド系は相場全体の流れを読むことに長けていて、市場の動向を分析したい時に役立ちます。特に移動平均線はチャートに表示することで相場のトレンドが視覚的に判断しやすくなり、上昇トレンド・下降トレンド・レンジの判断がFX初心者でも容易になります。
また、短期線が長期線を下から上に抜けるゴールデンクロス(買いシグナル)、短期線が長期線を上から下へ割るデッドクロス(売りシグナル)などの売買判断もでき、移動平均線だけでカバーできる範囲の広さも魅力です。
さらに、移動平均線はトレンド系の中でも最も代表的なテクニカル指標であり、利用しているトレーダーが多いことから意識されやすいという特徴もあります。移動平均線を取り入れることで、市場参加者の心理も読み取りやすくなるでしょう。
オシレーター系:RSI
レンジ相場の分析を行うなら、オシレーター系の指標であるRSIがシンプルでおすすめです。
オシレーター系は買われ過ぎや売られ過ぎといった、相場の過熱感の分析に適したテクニカル指標です。RSIは「Relative Strength Index」の略称で、過去の取引期間の終値に基づき、現在の市場の売買の強さをグラフ化します。
一般的に、RSIでは70%~80%を超えると買われ過ぎ、20%~30%を割ると売られ過ぎ、のサインとなります。判断基準が明確でシンプルなため、FX初心者にもわかりやすく使いやすいテクニカル指標といえるでしょう。
ただし注意すべき点として、オシレーター系の中でもRSIはレンジ相場に向いたテクニカル指標であり、強いトレンドが発生している相場では機能しません。一方のトレンド系の指標にはトレンド相場で力を発揮しやすい反面、レンジ相場には弱いという特徴があるため、使い分けが大切です。
相場の状況に応じて、トレンド相場とレンジ相場で使う指標を切り替えましょう。
テクニカル分析を使ってトレードする際の注意点
最後に、テクニカル分析を行う際の注意点についてもまとめておきます。
トレードを有利に進められるようになるテクニカル分析ですが、使い方を誤れば本来のポテンシャルを発揮できません。押さえるべきポイントを事前に確認しておきましょう。
複数のテクニカル指標が異なる方向を示すことがある
テクニカル分析の指標は膨大な数がある上に、使用する指標によって異なる方向を示すこともあるため、それぞれの指標の仕組みや特徴を理解しておくことが大切です。
例えば、トレンド系の指標が上昇、オシレーター系の指標が下降を示しているような場合に、判断基準がなければどちらを参考にトレードすべきかがわかりません。こういったケースに備えて、相場ごとにどの指標が機能しやすいかはあらかじめチェックしておきましょう。
また、値動きを反映するまでのスピードが指標によって違うことも注意すべきポイントです。
値動きを素早く反応するテクニカル指標としては、MACDやRCIなどがあります。一方、値動きに対して遅めに反応する移動平均線のようなテクニカル指標もあるため、「速めのエントリーになってダマシに引っ掛かってしまった」「エントリーが遅すぎて利益が出なかった」といったことも起こるのです。
こうしたテクニカル指標ごとの特性も見極めた上で、長所を組み合わせていくことが大切になります。
移動平均線だけを使っていると、エントリーが遅れてしまうことが多い気がします。
そういう時のために、速めに反応する指標も併用していくとそれぞれの長所を伸ばせますね。
テクニカル指標は使いこなせるものを厳選して表示する
テクニカル指標は長所を組み合わせていくことが大切だと説明しましたが、とにかくたくさんの種類を表示すれば良いというものでもありません。
それぞれに一長一短があるテクニカル指標は、自分のトレードに適したものを厳選してこそ本領を発揮します。5つ、6つと指標を表示してもチャートが見にくくなるだけでなく、情報を処理しきれなくなるため、かえって逆効果です。
どんなテクニカル指標が自分に合っているかは、スキャルピング、デイトレード、スイングトレードなどのトレードスタイルによっても変わります。短期売買で勝負するのか、じっくり時間をかけてチャンスを待つのか、実際に試しながらスタイルと相性の良いテクニカル指標を選びましょう。
テクニカル分析は絶対ではなく相場の完全な予想は誰にもできない
この記事の中でも何度も述べていますが、相場の未来を完璧に予想することは誰にもできず、どんなにテクニカル分析の精度を上げても負ける時には負けます。
テクニカル分析があくまでも勝率を上げるための要素である以上は、テクニカル分析さえすれば勝てる、と過信するのは危険です。
重要なのは、FXの目的は一つひとつのトレードに勝つことではない、ということです。負けがあったとしてもトータルで利益を出せれば成功だと理解しましょう。もしテクニカル分析をしたトレードで20万円の損失が出ても、次のトレードで30万円の利益が出れば、トレーダーとしては勝利なのです。
まとめ:テクニカル分析は状況に応じて使い分けることが大切
テクニカル分析をしても負けることがあるのは、相場の世界では当たり前のことです。
もしテクニカル分析をしているのに一向に勝てないようなら、テクニカル指標の使い方や分析方法を見直すことで打開策が見つかるかもしれません。大切なのは、「テクニカル分析をしても意味がない」といえる根拠は何もないということです。
確かに、指標によって機能しにくい相場があったり、ファンダメンタルズ要因が絡むと分析が効かなくなることもあります。しかし、テクニカル分析で富を築いているトレーダーがいる以上は、テクニカル分析が有効な相場も確実に存在するのです。
いかに優れた手法であっても、使い方を間違えれば全く意味のないものになってしまいます。全ては使い手であるあなた次第なので、テクニカル分析を正しく学び、勝てるトレーダーになってください。
コメント
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